鋼の錬金術師 鋼の錬金術師FULLMETAL ALCHEMIST

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鋼の錬金術師の中のホムンクルス

人造人間(ホムンクルス)

錬金術によって生み出された人造人間。現実の錬金術におけるホムンクルスの設定も登場するが、作中に登場する7つの大罪に関した名を持つホムンクルス達はこの作品オリジナルの設定であり、ここではそれについて説明する。
全部で7人おり、七つの大罪から色欲(ラスト)、暴食(グラトニー)、嫉妬(エンヴィー)、強欲(グリード)、怠惰(スロウス)、傲慢(プライド)、憤怒(ラース)と言う名をそれぞれ与えられている。欠員が出た場合には可能なら新たに補充される。外見的特徴としては、肉体の一部にウロボロスの印を持ち、そして黒ずくめの服に背中から基盤のような模様が伸びているのが共通(一部例外あり)。そして、各々がそれぞれ固有の特殊能力を備えている。
「父」から生み出される賢者の石を核とする存在で、石はそれぞれに七つの大罪を冠した「父」の魂という面を持ち、生み出されたホムンクルスは、その与えられた名(業)に関係する性格、行動原理を持つ。また、賢者の石内の魂の数だけ命があり、殺されても再生する。賢者の石を直接破壊された場合には、エンヴィーの場合は真の姿に戻った。さらに、(人間ベースでない場合に)その黒服も身体の一部であり、傷つくと再生する。
生まれてから既に完成した人格、豊富な知識を備え、創造主への愛情として基本的に「父」のために行動する。ただし、グリードのように、与えられた業に忠実であるがために離反する者もいる。また、ホムンクルスを優れた存在と見なし、人間に対して優越感を持っていることも特徴。
ホムンクルスの製造方法は作中で示された物に関しては大きく 2つに分かれ、基本的には「父」が自らの体内で造り出すパターンと、賢者の石を生身の人間に注入して造り出すパターンがある。後者のような人間ベースのホムンクルスは、優れた身体能力や固有能力を問題なく有しているが、人間同様に成長・老化していき、特にラースに関しては老化による身体能力の衰えがみられる。また、ホムンクルスの特徴の一つである基盤模様がない。ただ、多くの人間は賢者の石が注入されるとその高エネルギーに耐えられずに死んでしまうため、稀な存在である。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用

鋼の錬金術師:新シリーズの錬丹術とは?

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用



錬丹術

シン国で発展し、医療方面に特化した錬金術。研究自体は古来より存在していたが迷信に近く(現実世界における錬丹術に近い)、今日の発展は数百年前にシン国にやってきた、「西の賢者」が錬金術の技術を伝えることによってもたらされた。

もともと同一の基礎理論からなりたっている為、等価交換の原則や錬成陣を必要とするなど、基本的に錬金術と同じである。

ただし、その錬成の際に必要なエネルギー源は、大地や生物の内にある気の流れ(大地の場合には「龍脈」とも呼ばれる)を利用しているという点が大きく異なる。これを利用するとアメストリスの錬金術には無い、遠隔錬成も可能。ただし、気の流れが絶った場所は不可能であり、錬金術同様、失った腕などは復元することはできない。

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